リモートアクセス

インターネットなどを介して、離れた場所のネットワークに接続することを「 リモートアクセス」といいます。
リモートアクセスを利用すると、外出先から自宅や職場のバソコンにあるファイルにアクセスできたり、他にも
① 遠隔地の大容量ファイルを授受できる。
② 「リモートデスクトップ」を使ってパソコンの遠隔操作をする、「リモートメンテナンス」ができます。
③ ビジネスシステムで「本社」と「支社」間で、データのやり取りができます。
④ 「リモート操作」のアプリケーションを使用して、離れた人にパソコンの「操作説明」ができます。
⑤ WOL(Wake On Lan)を使えば、リモートで電源を入れることもできます。
など、非常に便利に使えます。
「リモートアクセス」を構成するには、”VPN”機能を有するルーターが必要になります。

VPN (Virtual Private Network)による、ネット間通信

インターネットVPNは、インターネットを経由して拠点間を専用線のように相互に接続し、安全な通信を可能にするセキュリティ技術です。
VPNの機能は２つあります。1つは、通信用にパケットのヘッダを変換し「カプセル化」します。それによって本来はIPパケットしか通らないインターネットに、たとえばプライベートアドレスや、TCP/IPでないプロトコルを利用した通信も可能になります。この機能は、インターネット通信の中に別の通信を通すという意味合いから「トンネリング」と呼ばれます。もう1つは、通信パケットを暗号化する機能であります。これにより、トンネリングされたパケットの盗聴を防止し、かつ通信相手先（通信経路）を隠蔽することができます。

 
 ( 1拠点、Desktop PC 3台、Note PC 1台 を例としての参考価格 )