日々 活動の覚書きのようなものです

Google マップ

2011年4月21日

 次のプラグインは「Google マップ」です。まだ前回の「Welcart」を書き終えていませんが、とりあえずつぎに行っちゃいます。後日、Welcartも最後まで書くつもりでおります。

 さて、会社或いはお店のホームページはふつうお客様に来訪してもらうために、会社(店舗)案内にアクセス方法と併せて地図を掲載します。以前はグラフィックツールを使って、鉄道線路とか道路を描き、えき、学校、神社・仏閣などのイラストのシンボルを配し文字案内を加えて地図を作成しておりました。かなり手間のかかる作業でした。そのかわりに「Google マップ」をホームページに表示させることが多くなってきています。今回は「Google マップ」をWordPressの「投稿」や「ページ」に表示させるお話です。

 「Google マップ」をWordPressで表示するプラグインは以前からいくつかありまして、”Google Maps Anywhere”や”Google Maps for WordPress日本語版”に人気があったようです。これらのプラグインはGoogleが提供する Google Maps API を使っており、そのためにGoogleに登録をして Google Maps API Key を取得しなければなりません。

 これからご紹介をする”Google Maps v3 Shortcode”はGoogle Maps API v3  を使っていますが、v3から Google Maps API Key が必要なくなりました。 また “Google Maps v3 Shortcode” は”ショートコード”を使ったプラグインです。”ショートコード”とはWordPress2.5から追加されたショートコードAPI機能のことで、説明によるとマクロ機能のようなもので、各テーマのfunctions.phpファイルに関数を定義し、その返り値を関数名とは別の”ショートコード名”が書かれた「投稿」や「ページ」のところに出力することができます。同じ記述を繰返し使うときに便利ですし、原稿が見やすくなります。詳しくはこちら 矢印 ショートコード API

 Google Maps v3 Shortcode の使用方法は、プラグイン一式をフォルダごとWordPress のpluginsフォルダにアップロードします。そして、管理画面で有効化します。インストールはこれで完了です。後は、表示したい箇所にショートコード名の”map”を記入します。書式は”[map]”  です。このとき、属性も一緒に記述します。

 ①サイズ(横x縦)  w=”500″ h=”300″  単位はピクセル,  ②ズーム(レベル)  z=”15″  数字が大きい方が倍率が高くなります,  ③マーカー(指定場所に表示される) marker=”yes” yesで表示,  ④アドレス(場所の指定)  address=”埼玉県さいたま市大宮区北袋町1丁目318,Japan”  弊社の住所です。

 最後、ショートコードは “[map w=”500″ h=”300″ z=”15″ marker=”yes” address=”埼玉県さいたま市大宮区北袋町1丁目318,Japan”]” となります。これを[会社案内]のページ末尾に追加しました。さて結果表示はどうなりましたでしょうか 矢印 [会社案内]

Filed under: blog,WordPress — Taka @ 2:40 AM

WordPress

2011年4月14日

 ブログツールの”WordPress”についての解説は、インターネット上に数多あり私が書くことも無いと思いますが、私が理解したことの整理のつもりで書いてみますのでおつき合いください。 WordPress の実体はWebサーバーで動作するプログラムを記述するスクリプト言語のPHPで作成されたプログラムの集り(関数群)です。  左の図は、弊社テストサーバーにインストールされたWordPressのフォルダ構成です。WordPressはインストールされるとWebサイトにwordpressのフォルダを作りその中にwp-admin, wp-content, wp-includes の三つのフォルダを作りその他プログラムファイルなど必要なファイルを書込みます。 Wp-admin : 管理画面のプログラムが入っています。 Wp-content : ユーザーが作成したり、後でインポートしたファイルが入っています。 Wp-includes : WordPressのコアディレクトリと説明されていますが詳しくは解りません。  私たちユーザーが関係するのは wp-content で、さらにその中に languages, plugins, themes のフォルダが作られます。また、WordPress をアップグレードしたり、画像などを転送すると upgrade, uploads のフォルダが自動的に追加されます。 Languages : 英語の項目名や用語を日本語に変換するための言語翻訳ファイル(.mo)が入っています。 Plugins : 機能拡張のプラグインはここに格納されます。今回追加した”ショッピングページ(ネットショップ)”の”Welcart”は”usc-e-shop “のフォルダ名でプラグインされています。 Themes : デザイン(外観)を決める”テンプレート”は、ここに “ テーマ名“のフォルダごとにまとめて収納されています。弊社のデザインは”kennet”のフォルダに、Welcartのデモ用サンプルのデザインは”welcart_default“ に入っています。 それでは、ブログの記事(コンテンツ)はどこにあるかといえばwordpressフォルダ内にはなくて、外部のデータベースに保管されています。WprdPrssが使用するデータベースはWebサーバー用のデータベースMySQLです。ここに、作成日、タイトル、カテゴリー、検索に使用するタグ情報とともに登録します。 WordPressのコンテンツは2種類あります。ひとつは日々追加するようなタイプで「投稿(Post)」といいます。もう一つは、余り内容が変わらず常時表示するタイプの「ページ(Page)」です。  ともに管理画面の専用エディタで入力します。その他、テンプレートファイルに従来通りHTMLで直接記入することもできます。但し、この場合はWordPressの検索機能を使って検索することはできなくなります。 次に、WordPressはどうやってコンテンツを表示しているかを説明しますが、少し長くなってきましたので、このあたりでINTERMISSION にします。 <11/04/14>

Filed under: blog,WordPress — Taka @ 10:17 AM

Welcart

2011年4月13日

 ようやく念願のショッピングページの’Welcart’をセットアップすることができました。今回はホームページをWordPressに替えたときと比べ、はるかに多くの時間を必要としました。希望として2週間程度と思っていましたが実際は1ヶ月余りもかかってしまいました。最初から迷いました、’Welcart’ はWordPressのPlugInなのでインストールしますとプログラムはPluginフォルダに、カートの中と会員情報を表示するページはそれぞれ「カート」、「メンバー」の名前で固定ページに登録されます。商品情報など他の表示用テンプレートはまとめて「welcart_default 」の名前で”テーマ”としてインストールされます。そのため既存のコンテンツ(記事)をそのままにして、”ショッピングページ”の機能を追加しようと思うと、いままでのテーマと「welcart_default 」 をまたぐことになり、両方のテンプレートを同時に使うことはWordPressの標準の使用方法ではできません。WordPressはひとつのブログだけを使用する以外に複数のブログを構築管理することができます。マルチサイトといいます。この方法なら複数のテーマを動的に切替えて使用することができるかもしれません。ただし、かなり複雑な設定が必要な気がします。私は将来的には、この” ショッピングページ”にお客様のネットショップも登録してモールのようにしようと考えています。ですからマルチサイト化は避けられないのですが。それを今やるか、でなければ”Welcart”のテンプレートをすべて作成するかですが... 迷った末に、マルチサイト化は次の課題としました。その方が実現が早いと判断しました。それで、テンプレートを一つ一つ作り始めましたが…

Filed under: blog,WordPress — Taka @ 7:25 AM